一括連続タスクの説明

SDL Trados Studio では、次の表に示す 4 つの一括連続タスクが用意されています。この 4 つの一括連続タスクに加えて、独自の連続タスクを新規に作成できます。連続タスクを作成して保存し、後で使用することができます。また、カスタム連続タスクと呼ばれる特別な連続タスクを作成することもできます。

 

連続タスク

説明

プロジェクト用 TM なしで準備

 

この連続タスクは、翻訳対象のプロジェクト ファイルの準備を行います。この連続タスクは、プロジェクトを作成するときに既定で選択されます。

これには次のようなタスクが含まれます。

  • プロジェクト ファイルから翻訳対象コンテンツを識別して抽出

  • 翻訳対象ファイルごとの SDLXLIFF 文書を作成し、SDLXLIFF ファイルに翻訳対象コンテンツを挿入

  • 訳文言語別の SDLXLIFF ファイルのコピーを作成

  • ファイルを解析して翻訳の統計を作成

  • ファイルに翻訳メモリを適用してファイルを一括翻訳

準備」連続タスクは、次の一括タスクから構成されています。

準備

この連続タスクでも、翻訳対象のプロジェクト ファイルの準備を行います。この連続タスクが「プロジェクト用TMで準備」連続タスクと唯一異なる点は、この連続タスクではプロジェクト用翻訳メモリが作成される点です。

この連続タスクでは、上記の他のタスクに加えてプロジェクト用翻訳メモリの入力が実行されます。

詳細については、「プロジェクト用翻訳メモリ」を参照してください。

分析のみ

ファイル グループを分析して翻訳コストを計算する連続タスクです。プロジェクトを作成する前に、この連続タスクをプロジェクト ファイルに対して実行できます。ただし、この連続タスクは新規プロジェクト ウィザードの終了時にのみ選択できます。

この連続タスクには、次のタスクが含まれます。

  • プロジェクト ファイルから翻訳対象コンテンツを識別して抽出

  • 翻訳対象ファイルごとの SDLXLIFF 文書を作成し、SDLXLIFF ファイルに翻訳対象コンテンツを挿入

  • 訳文言語別に SDLXLIFF ファイルのコピーを作成

  • プロジェクト用翻訳メモリを作成して、これに入力

  • ファイルを解析して翻訳の統計を作成

この連続タスクでは、一括翻訳は実行されません。

 

分析のみ」連続タスクは、次の一括タスクから構成されています。

この連続タスクを実行中に報告される任意の完全一致は、(TTX ファイル) および SDLX (ITD ファイル) からのバイリンガル ファイルでの既存の一致です。Studioで作成された新規の完全一致を報告するには、完全一致を適用タスクをこの連続タスクに追加するか、準備もしくはプロジェクト用TMなしで準備連続タスクを代わりに実行します。

仮翻訳ラウンドトリップ

この連続タスクは、ファイルの翻訳をシミュレートし、翻訳済み文書がどのように現れるか、および実際の翻訳が成されるまでにどれだけの処理が必要か把握します。これは、適切な推定および見込みを設定してプロジェクトの計画をたてるのに役立ちます。

この連続タスクには、次のタスクが含まれます。

  • プロジェクト ファイルから翻訳対象コンテンツを識別して抽出

  • 翻訳対象ファイルごとの SDLXLIFF 文書を作成し、SDLXLIFF ファイルに翻訳対象コンテンツを挿入

  • 訳文言語別に SDLXLIFF ファイルのコピーを作成

  • 翻訳をシミュレートし、訳文分節に模擬の翻訳をコピー

  • 元の原文ファイル別の模擬の翻訳済みバージョンの生成

仮翻訳ラウンドトリップ」連続タスクは、次の一括タスクから構成されています。

詳細については、「仮翻訳について」を参照してください。

確定

通常は翻訳とレビュー後に実行される連続タスクです。この連続タスクには、次のタスクが含まれます。  

 

 

関連項目

概要:一括処理の実行

タスクについて

一括タスクの説明

一括タスクまたは連続タスクの実行方法

連続タスクの作成方法