Word 2007-2013 の設定

Word 2007-2013 ファイルの種類の設定 (*.docx、*.dotx、*.docm、*.dotm ファイル)。

 

様式ページ

 

テキストのスタイルに基づいて、翻訳対象から除外するテキストを指定します。除外されるテキストは、最終文書でタグ表示されます。タグは構成タグまたはインライン タグを選択することができます。

メモ

   スタイル名では、大文字と小文字が区別されます。

 

一般 ページ

 

オプション

 

説明

特殊文字をインラインタグとして処理する   特殊文字の例には改行なしのスペース、タブ、任意ハイフンがあります。これらの文字はテキストまたはタグとして処理することができます。これらをタグとして処理すると、インラインタグの中に配置されます。Em ダッシュとen ダッシュは常にテキストとして処理されます。
非表示テキストを翻訳対象として抽出する   非表示のテキストを抽出または無視できます。
文書のプロパティを翻訳対象として抽出する   文書プロパティには文書の作成者および作成日などが含まれます。これらのプロパティは翻訳対象として抽出するか、スキップすることができます。
コンプレックス スクリプトとアジア言語用フォントの設定をスキップする  

これはアジア言語サポートがインストールされているMicrosoft Windowsコンピュータにのみ影響があります。

アジア言語用フォントを表示する場合は、<cf> ('control formatting') タグを出力テキストに挿入することによって書式情報が示されます。そのような多数のタグは翻訳者の妨げになります。

アジア言語用フォントを表示しない場合は、<cf> タグ内のアジア用要素がオフに切り替わり、大量の <cf> タグが非表示になります。

フォントの高度な書式設定をスキップする  

フォントの高度な書式設定を含めるか無視します。フォントの高度な書式設定とは、文字間隔 (トラッキングやカーニング) および行間 (レディング) などの機能です。高度な書式設定は、翻訳対象に含めるか、無視することができます。

ヒント:

高度な書式設定は、翻訳後に再適用することになる可能性が高いため、通常は削除します。このような書式設定を含めると、翻訳中に表示されるタグの数を増やすことになります。

tw4winMark様式でファイルを処理する  

tw4winMark 様式でファイルを処理します。Studio が使用しているフィルタを変更して tw4winMark 様式が定義されている Word ファイルを開くには、このオプションを使用します。Bilingual Workbench フィルタの代わりに、Studio で Word 2000-2003 フィルタ (.docファイル用) または Word 2007-2010 フィルタ (.docxファイル用) を使用する場合は、このフィルタを有効にします。

tw4winMark様式を含む、バイリンガルファイルではないWordファイルがある場合に影響します。

Word ファイルに存在する tw4winMark 様式は通常、そのファイルが Trados Translator's Workbench から作成されたバイリンガル ファイルであることを示します。既定では、Word 文書にこの様式があるとき、Studio はファイルの処理に Word フィルタの代わりに Bilingual Workbench フィルタを使用します。

このオプションが無効 (既定) で、Bilingual Workbench フィルタがこの様式が定義された非バイリンガル ファイルを処理すると、フィルタは分節なしの空の sdlxliff ファイルが生成されます。

ハイパーリンク 常にハイパーリンクを処理する

ハイパーリンク要素のすべての部分がハイパーリンクを含み、翻訳者に表示されます。

  ハイパーリンク テキストのみを抽出する

表示されるハイパーリンク テキストのみが翻訳対象として使用することができます。ハイパーリンクは訳文分節にコピーされますが、編集することができません。

  ハイパーリンクを処理しない

ハイパーリンクテキストが翻訳として表示されますが、ハイパーリンクは訳文分節にコピーされません。

テキストボックスの順序  

テキストでテキストボックスを抽出する順序を指定します。既定では、行単位で左上から右下です。

変更履歴の抽出モード  

変更履歴のある文書の処理方法を選びます。既定の設定では、保留中の変更がある文書は無視します。変更履歴つきで作業するには、[保留中の変更の表示]を選択します。文書を開く前に[変更を適用]オプションも選択できます。

コメントを抽出する 翻訳対象テキスト

原文文書からコメントのコンテンツを抽出し、翻訳可能なコンテンツにします。翻訳されたコメントは最終の翻訳文書に表示されます。

  Studio のコメント

元となる原文文書にあるコメントを、Studio のコメントとしてエディタの原文分節に表示します。   

  訳文ファイルの Studio 訳文コメントを保持する

翻訳中に訳文分節に追加されたすべてのコメントは、最終的に作成される文書に表示されます。

コンテンツ管理 ロックされたコンテンツ コントロール

ロック設定されているすべてのコントロールを翻訳用に抽出します。コンテンツ コントロールは文書の部品が編集または削除されるのを防ぎます。たとえば、文書にチェック ボックスまたはドロップダウン リストが含まれており、 それらが作成者によってロック設定されていても翻訳する 場合が考えられます。

  リスト項目値

コントロール アイテムの値を翻訳用に抽出します。たとえば、ドロップダウン リストのオプションにはそれに関連する値があります。この値は内部的に保存されており、場合によっては、この値の翻訳が必要になる場合もあります。

 

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項目:  公開: 2014 年 1 月 31 日