GroupShare プロジェクトの作業をしているとき、翻訳処理の異なるフェーズに特有の翻訳タスクを完了するように、GroupShare ユーザーにファイルを割り当てることができます。
ユーザーは、プロジェクトを発行した GroupShare サーバーから割り当てられたファイルをダウンロードし、SDL Trados Studio で翻訳作業を完了し、変更をサーバーにアップロードできます。プロジェクト マネージャは、次の適切な翻訳フェーズにファイルを移行し、ファイルを新しいフェーズに固有のタスクを完了できるユーザーに割り当てることができます。
GroupShare のロールとアクセス権を使用すると、アクセスを許可したファイルで割り当てられたユーザーが実行できる操作を制御できます。たとえば、レビュー フェーズでファイルをレビュー担当者に割り当て、レビュー固有の操作のみを実行できるアクセス権を付与することができます。レビュー担当者に GroupShare ロールを作成したときにこのようなアクセス権を指定し、アクセス権はいつでも編集できます。
新しいロールを作成し、このロール メンバーにファイルを割り当てるには、プロジェクト マネージャ固有のアクセス権が必要です。
SDL GroupShare は、プロジェクト マネージャのロールと GroupShare ユーザーが Studio で実行できる最も一般的なジョブに対応するその他の標準的なロールで構築されています。アクセス権を追加または削除して、GroupShare の標準的なロールをカスタマイズでき、プロジェクト内でユーザーが実行できる特定のジョブに対応する新しいロールを作成することもできます。GroupShare のロールとアクセス権の詳細については、「SDL GroupShare のヘルプ」を参照してください。
[ファイル]ビューから GroupShare ロールのメンバーであるユーザーに割り当てを作成できます。 プロジェクト ファイルのすべての割り当ての概要を表示するには、[ホーム]タブ > [レイアウト]グループをクリックして、[ファイルの割り当てレイアウト]を選択します。
割り当ては、翻訳対象およびローカライズ対象ファイルについてのみ、またプロジェクトの訳文言語でのみ作成できます。