HTML 文書には、SDL Trados Studio で翻訳する場合に表示または編集する必要のない多くの書式情報、ナビゲーション情報、タグ情報が含まれています。Studio では、どのコンテンツを通常無視するか、どのコンテンツがエディタにおける翻訳に表示されるかを判断するよう設定されています。しかし、これらの全般設定のうち、いくつかは重要な情報が除外されている場合があります。逆に、翻訳しない情報が含まれる場合もあります。
Studio で HTML 文書から翻訳する情報のみを抽出して編集可能にするため、翻訳対象外のコンテンツから翻訳対象コンテンツを分類するときに Studio が対象とする HTML の全般設定をカスタマイズします。
Studio で開いたすべての *.htm、*.html、*.xhtml、*.jsp、*.asp、*.aspx、*.ascx、*.inc、*.php、*.hhk、*.hhc ファイルに対して、HTML ファイル種類の設定が適用されます。これらの設定は、[検出]ページで指定した条件を満たしているその他のファイルにも適用されます。
カスタマイズ設定は 8 つのページで使用でき、各ページで異なる HTML ページ処理方法を扱っています。
HTML プレビュー - HTML 文書プレビュー用のスタイル シートの追加を処理します。
HTML タグの確認 - 翻訳文書と原文文書のタグ一致を確認する検証の設定を処理します。
HTML QuickInsert - HTML ファイル種類向けの QuickInsert アイテムの追加および編集を処理します。